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子どもの非認知能力とは?高めるポイントとその環境とは?

子育て
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非認知能力とは数値で測れない能力のことを言いますが、まずは認知能力とは何かを理解しておきましょう。

認知能力とは、数値で測れる、IQやテストで測れる能力のことです。

漢字が正しく書けるとか、計算が速く正確にできるとか、そういった能力です。

 

非認知能力の前に大切なこと

まずは自己肯定感を育てることが不可欠と言われています。

子どもの自己肯定感をさげていませんか?

自己肯定感をさげないようにするための5つのポイントを見ていきましょう。

自己肯定感についてはこちらからどうぞ。
子どもの自己肯定感があがると何がいいの?自己肯定感を高めるには?

 

肯定語で伝えよう

〇〇してはだめ!→〇〇しよう!と伝えるようにしましょう。

例えば「走っちゃだめ!」を「歩こう!」と肯定語にすると印象がガラリと変わりますね。

禁止されるより、誘われる言い方の方が抵抗が少ないです。

だめと言われると、じゃあどうしたらいいのかが、子どもには理解しにくいのですが、肯定語だとどうすればいいのかが即理解できますね。

 

子どもの前で子どもを謙遜しない

親は謙遜のつもりでも、子どもにとっては、自分は大したことないんだな…と感じたり、頑張ったことが認められないように感じて、悲しくなります。

子どものことを褒めてくれた時は、素直にお礼を言って、相手のこと、相手のお子さんのことを褒め返してあげましょう。

 

ルールを決めよう

同じことをしても昨日は叱られたのに、今日は叱られなかった…となると子どもは混乱します。

ルールを決めることによって、親も一貫性が保てるし、感情で基準が変わることがなくなります。

してはならぬこと、必ずすること、一緒に話し合って決めると、より守ろうとする意識が高まりますよ。

話し合う時は、お互いに穏やかな気持ちの時にしましょう。

虫のいどころが悪い時や、生理的に満たされていない時に話し合うとうまくいかないものです。

 

思いっきり遊ぶ

子どもは遊びから学んでいます。

思いっきり遊び、遊びを通して成功を掴み取っていく体験が大切です。

 

自分(ママ、パパご自身)のことも大切に

ご自身も楽しいことを見つけて、それに打ち込んでみましょう。

その姿を子どもは見ています。

自分もそんなふうになりたいなあ!楽しそうだなあ!と感じます。

大人になっていくことに楽しみを持てますね。

以上5つをまずは心に留めて、その上で非認知能力を高めていきましょう。

 

非認知能力とは?

非認知能力とは、一言でいうと数値で測れない、目に見えづらい能力のことを言います。

例えば

  • 協調性
  • 忍耐力
  • ねばり強さ
  • 好奇心
  • 頑張る力
  • 主体性
  • コミュニケーション力
  • 意欲
  • 優しさ
  • やり抜く力
  • 集中力
  • 自制心
  • 自分を大切にする

以上のような力です。

 

なぜ子どもの非認知能力が大事なの?

認知能力ばかりを競わせて高めるような子育てや教育を見直そうということが、随分以前から言われるようになりました。

ですが、これは認知能力を否定するものではありません。

両方必要です。

両方身につくような教育が大事だということです。

非認知能力は体験や環境によって伸ばすことのできるスキルと言われています。

元々子どもの中に備わっている能力ですが、これを更に豊かにしていくことが大事です。

それはなぜかと言いますと、大人になっても

  • 逆境に強い
  • 周囲の人と協力して仕事ができる
  • 幸せな人生や成功につながりやすい

と言われています。

絶対に幸せになれるとは限りませんが、非認知能力が多くの人の幸福感の土台になっていることも確かです。

 

子どもの非認知能力を高める2つのポイント

大きく2つのポイントがあります。

 

愛着関係(アタッチメント)

身近な大人と信頼関係を持つということです。

多くの場合、ママ、パパだと思いますが、いつも自分を見てくれる、いつも自分を助けてくれる、という安心感を元に子どもは外の世界へと出ていくことができます。

 

遊ぶこと自体が学び

遊びは「問い」と「探求」の繰り返しです。

この繰り返しを実践することが遊びであり、遊びから「気づき」「発見」があり、それが学びとなるのですね。

 

子どもの非認知能力を高める6つの視点

それでは紹介していきます。

 

心の安全基地

スキンシップを通してママ・パパとの間に信頼関係を築き、子どもの心の安全基地になることが大切です。

スキンシップは抱っこやおんぶばかりではありません。

頭や手、背中を撫でることもできます。

少し大きくなってからも、お尻をポンとしたり、ハイタッチをしたり、グータッチをしたりと、できることはあるので、心がけてみてくださいね。

安心感は情緒の安定にもつながりますね。

そしてどんな時も、子どもの味方でいてくださいね。

安全基地があって、いつでも戻って来られるからこそ安心して外へ向かっていけます。

何かあったらまたママ・パパの元でパワーを充電して、外へと向かうのです。

 

自己決定

子どもの個性、主体性を認め、自分で決めることを尊重しましょう。

人生は決定の連続です。

いつかは自分で自分の道を進んでいかなくてはなりません。

小さな選択権を与えてあげましょう。

 

自己調整能力

自分の行動と感情をコントロールできる能力です。

何かをやり遂げるには継続する力が必要です。

継続するには、感情に振り回されることなく行動をし続けなければなりません。

子どもが意欲を持って行動を持続するには、自分にはできる!という気持ちを持たせてあげること。

小さな成功体験を積み重ね、成功したときにその努力や意欲を心から褒めてあげてくださいね。

 

夢中になる

多様な遊びを体験することを通して、好奇心を持ったり、夢中になる体験をする。

夢中になるものがあるなら、思う存分やらせてあげましょう。

夢中になることは集中力も培われますね。

 

外で遊ぶ

多様に身体を動かしたり、自然に触れたりする。

身体を動かして何かができた!という体験や、自然から受ける五感への刺激によって、豊かな感受性も育ちますね。

五感への刺激(色、形、手触り、匂い、音など)を、言語化して伝えてあげましょう。

 

コミュニケーション

絵本の読み聞かせなどを通して、コミュニケーションや言葉への興味を大切にする。

人は、人との関わりなしには生きていけません。

コミュニケーション能力は、誰しもが必要な力ですね。

 

子どもの非認知能力を高める環境とは?

以下ふたつを意識してみましょう。

 

遊びに没入できる環境を作る

興味のあるものを用意しましょう。

普段からお子さんのことをよく観察して、何に興味があるのか把握することからスタートですね。

遊び込めると集中力もつきますね。

 

遊びの中に挑戦を用意する

挑戦して成功し、成功が積み上がることで自己肯定感が上がります。

すぐに答えを教えるのではなくて、小さなヒントを与えましょう。

子どもが自分で試行錯誤し、成功する機会を与えてあげましょう。

自分で出来た!という感覚が大事ですね!

 

子どもの非認知能力を高める遊び

4つご紹介します。

 

出し入れする遊び

赤ちゃんは出し入れする遊びが大好きです。

この遊びは、運動能力と脳の発達を促します。

繰り返すことでねらい通りに動けるようになります。

面白いものがあるという発見から、知的好奇心が育ちます。

小さなお子さんには、マイバッグやマイ財布を持たせてあげるのもいいですね。

コップからコップへと中身を移しかえるのも大好きな遊びのひとつです。

プラスチックのものやペットボトルなどを活用して、お風呂場で楽しめるようにしてあげるといいですね。

こぼしても安心です。

色々な大きさの容器があると尚良いですね。

出し入れできる手作りのおもちゃを作ってみるのもお勧めです。

 

散歩

可能な範囲で、子どもの行きたい方へ行ってみましょう。

子どもの様子をよく見て、子どもの興味関心を探りましょう。

  • 道ゆく人たち、通り過ぎる車や自転車、すれ違う犬や猫、目に入るものすべてが新鮮な発見と驚き
  • 影の存在に気付き、影の不思議への興味
  • 水たまりを思いっきり踏む感触と、水しぶきを飛ばす面白さ
  • お気に入りの場所を見つけたときの喜び
  • 芝生などに寝転んだときの心地よさ

このようなことを体験する中で、自分を取り巻く世界を自分で発見したり、自分が創造した世界を「認められる」ことが重要だと言われています。

子どもの発見を認めると、子どもは生きる価値があると感じられます。

 

空を眺める

天気、気候の変化を感じたり、1日の間だけでも、朝昼夕晩で空の表情が変わるのを感じられますね。

空の色、流れる雲、また雲の形などについて話すのもいいですね。

子どもの想像力を培い、科学的な好奇心を刺激します。

驚いたこと、不思議なことを、家に帰って一緒に図鑑で調べてみましょう。

そして気づいたこと、発見したことに感動し、一緒に喜んでくださいね。

 

植物で遊ぶ

一歩外に出れば、葉っぱ、木の実、花、草など、子どもが心惹かれるもので溢れています。

そのようなものを眺めたり、触れたり、集めたりすることは五感や思考力を発達させ、知的好奇心を旺盛にし、感受性を育てます。

集められるもの(袋やびんなど)を持ってお出かけするのもいいですね。

 

まとめ

非認知能力が高まることで

  • 自分を愛せるのと同時に、他者も大切にでき、親切にしたいと自然に思える。
  • 自分のことがよく理解できて、他者と比べず、自分らしくいられる。
  • 気持ちの切り替えがうまくなり、意欲的に取り組める。

と言われています。

このような力が、子どもの幸福感につながります。

子どもたちの未来の幸せの可能性が高まる、非認知能力を高める子育て、始めてみませんか?

 

 

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